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B2Bの企業映像はどうしてダサいのか!?

「長い〜」

「難しい〜」

僕はB2B映像であっても、洗練されたデザインと構成で映像作りすること信条としていますが、一般にB2B映像はインターネット上に掲載したりして不特定の人の目に触れると、いろいろな批評を浴びます。我々B2Bの映像プロダクションが制作する映像は、世に数多溢れかえる動画コンテンツの中でも、決して華々しいジャンルではありません。

 

そんなのアタリマエ

僕らはその理由をよく承知していて、日陰の身?であることにいちいち傷つかないようにはしていますが、やっぱりあまり気分がいいものではありませんので、ここでB2Bの映像がどうして一般視聴者にあまり評価されないかをお教えします。

 

そもそも観てはいけない!?

B2Bの映像はほとんどの場合、一般の人々、不特定な人々をターゲットとして作られていません。もともと一般の人々にウケることを念頭に置いていないのです。もちろんWEB上に掲載して意図的に不特定な一般視聴者を対象にする場合は、この限りではありません。

 

訴求対象にのみウケればいい

企業や商品のPR映像制作の企画で一番大事なことは、訴求対象を明確にイメージすることです。B2Bの映像は企業イメージや販売の明暗を分ける重要な役割を担いますので、企業は企画段階において訴求対象や訴求効果・範囲・到達度をしっかり定義し、限られた予算でそれらを効果的に達成すことを目的とします。必ずしも多額の予算をかけてテレビ放送して高視聴率を取ることや、一般ウケするコンテンツをつくってSNSでシェアされて「いいね!」をもらうことを考えているわけではないのです。

 

対象が違えば作り方も違う

一般に不特定多数を対象にした映像プログラムは、テレビ番組に代表されるように専門用語を使わず誰にでもわかるような平易な表現で、楽しく、できるだけ短く制作する傾向があるのに対して、B2Bの映像は多少難解な表現であっても、多くの場合視聴者は基本知識や経験がある人ですし、いくらか難解で冗長になろうと伝えなければいけない情報は伝えないわけにはいきません。

 

長くても、難しくても見てしまう映像づくり

もちろん可能な限り端的に、より平易な表現で過不足なく、ストレスなく見せる工夫をするのが我々プロの仕事です。

しかし「楽しく」とか「誰でもわかる」「できるだけ短く」という命題を優先すると、本来伝えなくてはならない情報や意図が十分伝わらないという事態になりかねません。B2B映像は大概クライアント企業と利害関係にある会社や人々が視聴しますので、案外長い映像でも興味ある内容をうまくつないでいけば、ちゃんと最後まで視聴してくれます。そういう作品に仕上げることこそ僕らプロの仕事です。

 

WEB動画は別

こうした性質を持ったB2B映像ですから、インターネット上にアップすると本来対象でない視聴者も見てしまいますので、それらの人々が「長い!」とか「わからん!」と言うことになってしまいます。いっぽう「WEB動画」と呼ばれるコンテンツは、シェアされてなんぼ、評判を呼んでなんぼ、というものですから、これはもう平易で奇抜で一般受けするように作らないと話になりません。

 

うちはダサいもんはつくりません!

クライアントの指示だからと妥協した作品ばかり作っていると、いつの間にかそんな作り方がアタリマエになって、本当にダサい作品しか作れなくなってしまうことも事実です。

 

弊社の映像企画は、どんなに難解で専門性が高いテーマであっても、構成を工夫して、シナリオを作りこんで、映像を磨いて、もし一般の視聴者が見た場合でも「へえ」「そうなんだー」と思ってもらえる映像作りを目指しています。 

B2Bの企業映像はどうしてダサいのか!?
B2Bの企業映像はどうしてダサいのか!?

 

 

 


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