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映像制作において「アナログ時計が読めない人」を想定する

子育て世代は知っている?

私は子供を育てたことがないので、まったく意表を突かれました。仕事で小学生と接することがある知人が教えてくれました。「子供のなかに一定数、(アナログ)時計が読めない子がいる」ということを。ビックリすると同時に、映像作家としての想像力の欠如を恥じました。今なら、時計と言えばデジタル(数字)表示しか見たことが無い子供がいるであろうことは、少し考えればわかることですので。


概念のイメージアイコン

ちょうど、シナリオ(絵コンテ)を考えていて「時間」「距離」「料金」という概念を、アイコンにして並べる・・・という画像を描いたばかりで、「時計」はアタリマエのように短針、長針、目盛りのあるアナログ時計を考えました。もちろんアナログ時計が、時計であることがわからない、ということはないと思いますが、時間を認識するときの図柄としては、デジタル時計のほうがしっくりくる人も、一定数いるということは、頭に置いておかなくては!と思った次第です。


総点検しなくては!

このように、世代や時代、地域よって、物事を代表する図やデザインというのは異なることがあります。視聴ターゲットによって使い分ければ良いのですが、そうスパッと線引きができるものでもなく、こうした情報はたくさん、まずはしっかり頭に溜めておくことが、商業営業作家には重要なのです。

「時計」以外にも、こうした「イメージ違い」があるかも。

映像制作において「アナログ時計が読めない人」を想定する

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